人生を変えたいなら、逃げろ。
ただし、努力から逃げろと言っているのではない。
夢を笑う人間しかいない場所。
挑戦する前から「無理だ」と否定される場所。
何度頭を上げても、上から押さえつけられる場所。
そんな環境からは、逃げていい。
むしろ、本気で夢や成功へ近づきたいなら、逃げるべきだ。
今日は、小さなノミから環境の話をする。
ノミは、数ミリの体で数十センチ先まで跳ぶ

ノミは、わずか数ミリほどの小さな生き物だ。
種類によって違いはあるが、成虫の体長は、およそ1.5ミリから3ミリ程度。
ゴマ粒ほどの大きさしかない。
だが、その小さな体には、驚くほどの跳躍力がある。
仮に体長3ミリのノミが30センチ跳べば、自分の体の約100倍だ。
これを身長170センチの人間に単純換算すると、約170メートルになる。
建物でいえば、40階を超える高層ビルに近い規模だ。
もちろん、ノミと人間では体の構造が違う。
人間が本当に170メートル跳べるという話ではない。
それでも、ノミが自分の体格からは想像できないほど、高く、遠くへ跳べる生き物であることは分かる。
小さいから、飛べないのではない。
小さな体の中に、最初から飛ぶ力を持っている。
フタにぶつかり続けたノミは、高く飛ばなくなる

高く跳べるノミを、透明な瓶の中に入れる。
そして、その瓶にフタをする。
ノミは、いつも通り高く跳ぼうとする。
カンッ。
頭がフタにぶつかる。
もう一度跳ぶ。
また、カンッとぶつかる。
それでも最初は、何度も高く跳ぼうとする。
だが、跳ぶたびに頭をぶつける。
力いっぱい跳ぶほど、痛い思いをする。
何度も同じことを繰り返すうちに、ノミはフタにぶつからない高さまでしか跳ばなくなる。
高く飛ぶ能力がなくなったわけではない。
脚が弱くなったわけでもない。
飛んでも止められる環境にいたことで、高く飛ぼうとしなくなった。
やがて、人が瓶のフタを外す。
もう、頭をぶつけるものはない。
本来の力を出せば、もっと高く跳べる。
それでもノミは、フタがあった高さまでしか跳ばない。
目の前にフタはない。
だが、ノミの中には、見えないフタが残っている。
「ここまでしか飛べない」
そう覚えてしまったからだ。
この話が多くの人に語られてきた理由は分かる。
人間にも、同じようなことが起きるからだ。
人間も、否定され続けると自分の能力を忘れる
何かを始めようとするたびに、
「お前には無理だ」
「そんなことをしても稼げない」
「失敗するに決まっている」
「現実を見た方がいい」
そう言われ続けたら、人はどうなると思う?
最初は反論する。
それでもやってみようとする。
だが、挑戦するたびに否定される。
失敗するたびに笑われる。
夢を口にするたびに、馬鹿にされる。
そんな環境に長くいれば、やがて挑戦しなくなる。
能力がないからではない。
挑戦すると傷つくことを覚えるからだ。
本当は文章を書けるかもしれない。
商品を作れるかもしれない。
人前で話せるかもしれない。
副業で収入を作れるかもしれない。
それでも、周囲から何度も否定されると、
「俺には才能がない」
「どうせやっても無駄だ」
「今のまま生きるしかない」
そう思うようになる。
怖いのは、失敗することではない。
本当は能力があるのに、自分に能力があることすら忘れてしまうことだ。
ノミの脚から、飛ぶ力が消えたわけではない。
人間からも、挑戦する力が完全に消えたわけではない。
ただ、使わなくなっただけだ。
自分には使えない力だと思い込んでいるだけだ。
飛べるノミと同じ瓶に入れると、基準が変わる

低くしか跳ばなくなったノミを、今も高く跳べるノミと同じ瓶に入れる。
新しく入ったノミは、低い高さで止まらない。
当たり前のように、高く跳ぶ。
何度も、何度も高く跳ぶ。
それを見たノミも、やがて再び高く跳ぶようになる。
「飛んでもいい」
「ここには、もうフタがない」
「自分も、本当は飛べる」
周囲のノミの姿によって、忘れていた力を思い出す。
これ、人間も同じだ。
人は、周囲の基準に影響される。
誰も挑戦しない場所にいれば、挑戦しないことが普通になる。
毎日愚痴を言う人と一緒にいれば、できない理由を探すことが普通になる。
夢を笑う人と一緒にいれば、夢を隠すことが普通になる。
反対に、挑戦する人と一緒にいれば、挑戦することが普通になる。
失敗しても改善を続ける人と一緒にいれば、一度の失敗で諦めなくなる。
自分で商品を作り、発信し、販売する人の近くにいれば、「自分で収入を作る」という発想が特別ではなくなる。
誰と一緒にいるかで、何を普通だと思うかが変わる。
そして、その「普通」が、毎日の行動を変える。
低く飛ぶことが普通の瓶と、高く飛ぶことが普通の瓶。
同じ能力を持っていても、どちらに入るかで、使う力が変わる。
飛ぼうとしない人の中にいても、高くは飛べない
ここは、はっきり言う。
挑戦しようとしない人たちに囲まれながら、自分だけ挑戦を続けるのは難しい。
夢を語るたび否定する人。
行動する前から失敗を探す人。
自分が挑戦しない理由を、正しい判断のように語る人。
そんな人たちの中にいれば、お前も少しずつ低く飛ぶようになる。
「今のままでもいいか」
「自分には無理かもしれない」
「そこまで頑張らなくてもいい」
最初は小さな迷いだ。
だが、その言葉を毎日聞き続ければ、やがて他人の言葉が自分の声になる。
挑戦していない人の「無理だ」を聞いて、自分の可能性まで捨てるな。
その人にできないことと、お前にできないことは同じではない。
その人が飛ぼうとしないからといって、お前まで飛ぶのをやめる必要はない。
だから、環境を選べ。
夢を持っている人の近くへ行け。
実際に行動している人の言葉を聞け。
失敗しても、次の方法を考える人と話せ。
お前より先に飛んでいる人を見ろ。
飛べる人を見ることで、自分も飛べることを思い出せ。
環境を変えることは、逃げることではない
環境を変えようとすると、こう思う人もいる。
「今の場所から逃げたら負けではないか」
「ここで頑張れないなら、どこへ行っても同じではないか」
たしかに、自分の問題から逃げ続けるだけでは、同じことを繰り返す。
自分が直すべきことまで、周囲のせいにしてはいけない。
だが、自分の課題と環境の問題は分けて考えろ。
努力しているのに、挑戦するたび笑われる。
前へ進もうとすると、引き戻される。
新しいことを始めるたび、「無理だ」と言われる。
そこに居続けることを、根性とは呼ばない。
フタに頭をぶつけ続けているだけだ。
環境を変えるとは、努力から逃げることではない。
努力を続ける場所を、自分で選び直すことだ。
俺は18歳のとき、住む場所さえなかった。
学歴もなかった。
金もなかった。
もし、その環境だけを世界のすべてだと思っていたら、今の俺はいない。
会う人を変えた。
覚える仕事を変えた。
使う時間を変えた。
自分より先に進んでいる人の言葉を聞いた。
環境を変えるたびに、自分ができると思えることが増えた。
突然、才能が増えたのではない。
もともと持っていた力を、使える場所へ移ったんだ。
人生を変えたいなら、逃げろ
人生を変えたいなら、逃げろ。
努力から逃げろという意味ではない。
お前の能力を忘れさせる環境から逃げろ。
夢を笑う人間から距離を取れ。
挑戦しない人間の基準を、自分の限界にするな。
飛ぼうとしないノミだけがいる瓶の中で、
「もっと高く飛びたい」
そう願っているだけでは、高く飛ぶ基準を思い出せない。
高く飛んでいる人の近くへ行け。
夢を語る人と話せ。
実際に行動している人の姿を見ろ。
結果を出している人の考え方を学べ。
お前が飛べることを、思い出させてくれる場所へ移れ。
環境を変えるだけで、成功できるわけではない。
最後に飛ぶのは、お前自身だ。
だが、飛ぶことを否定される場所と、飛ぶことが当たり前の場所では、最初の一歩の重さが違う。
周囲が誰も挑戦していなければ、挑戦するだけで不安になる。
周囲が当たり前に挑戦していれば、次に何をすればいいかを考えられる。
環境を変えると人生が変わるのは、突然能力が上がるからではない。
自分が使う言葉、選ぶ行動、当たり前だと思う高さが変わるからだ。
今日、自分の瓶を見直せ

環境を変えるといっても、明日会社を辞める必要はない。
いきなり引っ越す必要もない。
まずは、毎日触れる環境を変えればいい。
SNSで見る人を変える。
読む本を変える。
参加するコミュニティを変える。
愚痴だけで終わる集まりから、少し距離を取る。
月に一度でも、実際に挑戦している人と話す。
一日30分でも、高く飛んでいる人の考え方に触れる。
一日30分を月20日続ければ、10時間になる。
その10時間で、本を読める。
新しい仕事を調べられる。
商品案を作れる。
発信を始められる。
スマホのメモを開いて、次の二つを書け。
「俺を低く飛ばせている人や環境は何か」
「俺に飛べることを思い出させる人や環境は何か」
書けたら、今日中に一つ変えろ。
見る人でもいい。
話す人でもいい。
参加する場所でもいい。
お前は、能力がないのではない。
飛べない環境に長くいたことで、自分の能力を忘れているだけかもしれない。
だから、ノミから学べ。
フタにぶつかり続ける場所に居続けるな。
高く飛んでいる人の近くへ行け。
自分にも飛ぶ力があることを、もう一度思い出せ。
人生を変えたいなら、逃げろ。
そして、逃げた先で高く飛べ。
環境を変える覚悟ができたなら、あとは行動するだけだ。
「何から始めればいいか分からない」なら、飛ぶ力を実際の収入に変える5つの手順を用意した。


